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頬骨筋の役割・働きについて
楽しいとき、うれしいとき、自然に出てくる「笑顔」。
笑顔が増えると自分も周りの人も明るくなりますよね。
もし「笑顔」が、ちょっとしたトレーニングで自然に作れるとしたら、うれしいですよね。
そんな方法を紹介しましょう。
顔の表情は顔の下にある「表情筋」という筋肉の動きによって作られます。
「表情筋」の種類は30〜40もあり、それらが複雑にからみ合って微妙な表情の違いを生み出しているのです。
その中で頬と口を動かす「頬骨筋(きょうこつきん)」は、笑顔を形作る上で重要な役割を果たします。
「頬骨筋」には「大頬骨筋」と「小頬骨筋」の2種類。「大頬骨筋」はこめかみの辺りと口角を結んでおり、口角を横と上に引き上げる作用があります。
「小頬骨筋」はこめかみの近くから上唇の中心付近へと伸びており、上唇を上と後ろに引く働きをします。
この二つの筋肉を効果的に鍛えることで明るい笑顔が自然に出るようになります。
また、年齢による顔のたるみは表情筋の衰えが原因となっているので、顔の筋肉を鍛えることは引きしまったハリのある顔を取り戻すことにもつながります。
頬骨筋を鍛える為の効果的なエクササイズ
頬骨筋を鍛える方法としては、何よりも普段から顔をよく動かすことです。
人と話すときの表情を常に意識し、しゃべるときも口を大きく動かしてはっきりと発音することを心がけてください。
この頬骨筋を効果的に鍛えるエクササイズをご紹介しましょう。
まず、割り箸を横にして軽く口にくわえてください。そのまま口角を上に上げて目をニッコリさせましょう。その状態で10秒程止めます。
それを2〜3回繰り返せば頬の筋肉が痛くなってくると思います。
顔の筋肉は普段意識して使うことがないため、少し意識的に鍛えるだけで予想以上に疲れてしまうものなのです。
慣れてきたら止める秒数と回数を徐々に増やしていきましょう。すぐに自然な笑顔が作れるようになり、引きしまったスリムな顔も手に入りますよ。
頬骨筋を鍛える為の簡単なエクササイズ
もうひとつ、ごく簡単なエクササイズ方法をお教えします。
まず、右半分の口角だけを引き上げます。
そして右目だけをニッコリと微笑むように閉じてください。
その状態で5〜10秒止め、自然な顔に戻します。
これを左右交互に行ってください。
いずれの方法も頬骨筋を鍛え、自然で豊かな笑顔を引き出すとともに、頬のたるみも解消してくれますよ。
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